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レクサプロ10mg
うつ病に有効な成分であるエスシタロプラムを10㎎配合した、ジェネリック医薬品です。うつ病の他、抑うつ状態・パニック障害・全般性不安障害などの治療にも使用されます。この薬品は、抗うつ薬であるプロザックと同様、SSRI(選択的セロトニン再取込み阻害剤)に属します。
商品説明
※当薬レクサプロの商品概要・使用方法・副作用などは先発薬メーカーの添付文書をもとに薬剤師が執筆しております。医師や薬剤師の指示のもとご使用ください。
レクサプロ10mgは、心の病気を治療することのできるお薬で有名な抗うつ剤です。
興味や関心の喪失や憂うつさ、意欲低下といった精神症状だけでなく、食思不振や疲れやすさ、睡眠障害などの身体症状にも効果を発揮します。
「選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)」という分類のお薬で、エスシタロプラムシュウ酸塩10mgを有効成分として含有しています。
医療用医薬品でも「レクサプロ」として用いられており、国内ではうつ病・うつ状態や社会不安障害(SAD)の適応で、多くの医師が処方しているお薬なのです。
うつ病の有病率は年々上昇しており、世界保健機関(WHO)によると、2020年にはすべての疾患の中で2番目に、経済的打撃を与えると予想されています。
病型も様々であり、ストレスの度合いが大きく、本人が対応できない適応障害でのうつ病や、症状が継続する持続性抑うつ障害、双極性障害の中でのうつ症状などがあると言われています。
いずれの場合においても早期の察知や治療が必要であり、適した薬剤を選択することが求められています。
うつ病の発症には、脳内におけるセロトニンやドパミン、ノルアドレナリンといった神経伝達物質が減少することが原因であるという、モノアミン仮説が関係していると考えられています。
現在使用されている抗うつ薬の多くはこのモノアミン仮説に基づいており、脳内におけるセロトニン濃度を増やすことで症状を改善します。
レクサプロは、セロトニン受容体への親和性が高く、選択的なセロトニン(5−HT)再取り込み阻害作用により、脳内における細胞外セロトニン濃度を持続的に上昇させます。
これによってセロトニン神経系が賦活化して、抗うつ作用を示すと考えられています。 SSRIでは薬剤の開始時や終了時に副作用が出やすいため、投与開始時や終了時には徐々に増減させなくてはなりません。
しかしながら、レクサプロではそのような調整をする必要がなく、使用しやすいお薬と言えるのです。