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プロゲスタン(プロゲステロン)200mg
プロゲスタンは、有効成分であるプロゲステロンの黄体ホルモンは、無月経、PMS(月経前症候群)、月経困難症、不妊症などの治療に使われています。
商品説明
プロゲスタン200mgは、女性ホルモンの一種である黄体ホルモン(プロゲステロン)を補うことの出来るお薬です。 不足している女性ホルモンを補充し、ホルモンバランスを整える働きがあります。
国内では、生殖補助医療(ART)における黄体補充(いわゆる不妊症)での適応で用いられていますが、海外ではPMS(月経前症候群)や産後うつに対して用いられることもあります。
「黄体ホルモン製剤」という分類のお薬で、プロゲステロン200mgを有効成分として含有する医薬品です。 医療用医薬品では「ルティナス」、「ウトロゲスタン」などの商品名で用いられています。
プロゲスタンの主成分であるプロゲステロンは卵巣の黄体から分泌され、エストロゲンとともに排卵の制御に関わる神経内分泌へ作用することが認められています。 これによって、子宮内膜における受精卵の着床準備にとって、非常に重要な役割を果たすホルモンであると言われています。
また、プロゲステロンには子宮内膜を肥厚・維持させ、受精卵の着床を促し、妊娠へと導く働きもあります。 妊娠中は妊娠を維持するホルモンでもあり、子宮筋の緊張をゆるめる作用も認められています。
プロゲスタンの作用としては、子宮内膜細胞増殖作用や脱落膜腫形成作用、妊娠維持作用が認められています。 動物実験においても、ウサギの受胎直後にその卵巣を摘出すると、その受精卵の発育や着床は妨げられてしまいます。
しかし、受胎後に卵巣を摘出してもプロゲステロンを投与しておけば、妊娠は維持されます。 ヒトの場合にも妊娠2〜3ヵ月以内に卵巣を摘出すると、プロゲステロンの分泌が中断されて流産を起こします。 プロゲステロンは、妊娠の全経過を通じて、妊娠の維持に大きな役割を果たしているのです。