お薬名や症状を入力して「検索」
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

オーグメンチン(アモキシリン+クラブラン酸)
中耳炎や扁桃腺炎などの感染症の治療に使う抗生物質です。 ペニシリン系のアモキシリンという抗生物質と、耐性菌の抗生物質への抵抗力を弱めるクラブラン酸という成分が配合されています。
商品説明
中耳炎や扁桃腺炎などの感染症の治療に使う抗生物質です。ペニシリン系のアモキシリンという抗生物質と、耐性菌の抗生物質への抵抗力を弱めるクラブラン酸という成分が配合されています。
オーグメンチンは、感染症などの病気の原因となる、細菌を殺すお薬です。
「β-ラクタマーゼ阻害薬配合剤」という分類のお薬で、有効成分としてアモキシリン500mg+クラブラン酸125mgを含有しています。
細菌の細胞壁の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあり、細菌の産生する酵素によって薬が分解されないように、その酵素を阻害する成分も含んでいます。
医療用医薬品でも「オーグメンチン配合錠250RS」などの名称で用いられている、ペニシリン系抗生物質の一種です。 オーグメンチンには「アモキシシリン」「クラブラン酸カリウム」の2つの成分が含まれています。
アモキシシリンは合成ペニシリンで、グラム陽性菌、陰性菌の細胞壁合成を阻害し殺菌的な抗菌力を示します。 しかし、汎用されていくうちに、耐性菌の増加問題となりつつあるのです。
細菌はβ-lactamaseという酵素をを産生して、薬剤を加水分解してしまいます。 クラブラン酸カリウムはβ-lactamaseを阻害する効果があり、アモキシシリンの分解を防ぐことが出来るのです。
クラブラン酸カリウム自体にも細胞壁合成阻害による殺菌作用はあるのですが、抗菌力は弱く、単独で臨床使用することは困難であるとされています。 オーグメンチンでは、これら両剤の協力作用により、相乗的に増大した抗菌作用を発揮するのです。
本剤の適応菌種・適応症および用法用量は、下記の通りです。
適応菌種: 本剤に感性のブドウ球菌属、淋菌、大腸菌、クレブシエラ属、プロテウス属、インフルエンザ菌、バクテロイデス属、プレボテラ属(プレボテラ・ビビアを除く) 適応症: 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、淋菌感染症、子宮内感染、子宮付属器炎、中耳炎